前回のブログ記事の後日談。
ブログ記事を読んだ妻から、「あの内容だと、あなたが初めから育児家事に積極的だったように見えるわね~…」との鋭い指摘を頂きました。
さらに、「初めは家で何もしなかった、できなかったことも書いた方がいいんじゃない?」との積極的なアドバイスも…。
確かにね…。
そんなわけで今回は、前回のブログ記事の追記です。
2007年に4,5年の交際期間を経て結婚、すぐ翌年に長男ケイスケに恵まれましたが、その頃は、自分で料理することは無かった、いや、出来なかったです。
大学時代から結婚するまで、とりあえず1人暮らしでしたが、料理をした記憶はほとんどないですね。麦茶パックで、麦茶を作るくらいでしょうかね…。
一応、洗濯は自分でしてましたが、洗剤と柔軟剤の区別が分からず、柔軟剤を使って、洗濯をしてたこともありました。なんか汚れ落ちないな~なんて思ってた記憶が…。
でも、自分一人であれば、なんとかかんとか過ごしていましたが、もちろん、子どもの世話などできる生活力は到底、ありませんでした。
結婚当初は、ほとんど妻にお任せ、子どもが生まれても、出かける前はソファーでゆっくりTVを見ながら、妻が赤ちゃんバッグを用意するのをノホホンと待つような、そんな状況のパパでした。
もちろん、そのうち妻からキレられましたが、じゃあ、どうしたらいいのかがよくわからない。
自分に子どもが出来、これまでの「してもらう立場」から、「する立場」に変わらなければならないのに、どうしたらいいのかが全然わからなかった!というのが、恥ずかしながら正直なところです。
そんな状況の私に、妻の「こんなんじゃ私が大変だわ!」という危機意識ボタンスイッチが入り、子育てしながら、一人前のパパも育てるということが始まったんだと思います。
僕が言うのもなんですが…。
まず初めに妻から与えられた役割は、「赤ちゃんバッグ」担当。
出かける前の荷物を、オムツ、タオル、着替え等一式を揃えて、持って出るのが僕の役割となりました。
なにか役割を担うことでパパとしての責任、自覚を持たせたかったようです。なんだか部下を育てる上司の心境ですね…。
そうこう夫婦でもがいている中、県主催の講演会でNPO法人ファザーリング・ジャパンの安藤哲也さんの話を聞いたり、これまた県主催で行われたパパ力向上のための連続講座「おおいたパパくらぶ」で出会った、様々な職種のパパからたくさんの刺激を夫婦共々、受けてきました。
そして今回取得した育休に関しては、当時、国から大分県に出向していた上司が育休を取得し、その体験記を県庁HPで紹介していたことに大きく影響されました。体験記を読み、自分も是非、育休を取ろうと思いました。
来年の2月でケイスケも5歳、パパとしても5歳になるわけですが、この間、いろいろな人に出会い、パパとしてどう生きるべきかという、自分の中のロールモデルを探してきた期間でもありました。
僕が今回、育休ブログを毎日書いているのも、仕事と家庭を両方頑張るこれからの時代のパパのために参考になる情報を少しでも残しておきたい、共有しておきたいと思ったからです。
昨夜の保育園での、ママのパパに対する、なんだか諦めの気持ち、それ自体は否定するものでなく、そういう思いになるのも仕方がないよな~とも思うのですが、やっぱり子供や家族を想わないパパも少ないわけで、要はふるまい方の経験値が低いというのも、行動が伴わない理由の一つかなと思うので、ママには是非、大変でしょうがパパ育てにも頑張ってもらいたいです。
妻曰く、「ママもパパに任せる勇気を!パパ育てには忍耐が必要です」とのこと…。
なんだか興奮して長文になってしまいましたので、今日はこの辺で。
サイババ…。