2012年6月27日水曜日
029.卵子が老化するという事実!
先日、妻といっしょに見たNHKスペシャル「産みたいのに産めない~卵子老化の衝撃~」。
番組リンクはこちら→http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0623/
女性の卵子は産まれた時から数が決まっていて、
年齢を重ねるごとに数が減っていく。
かつ、老化していき、細胞分裂が途中で止まってしまうケースが増えてくる。
そんな衝撃の事実をわかりやすく伝えてくれる内容でした。
ちなみに男性の精子は新しいものが作られるそうですが、中には「無精子症」という病気で精子が極端に少ない方もいるようです。
そのような場合は治療により、精子を取り出し、体外受精をすることが可能なようです。
10月に第2子が生まれてくる予定の我が家ですが、夫婦そろって36歳。
結果的に子どもに恵まれましたが、なかなか2人目の子どもは授かりませんでした。
産婦人科の不妊治療にも通いました。
タイミング療法というものにチャレンジしましたが、
途中、妻は健康な卵子ができやすくなるようにお腹に自分で注射をしなければなりませんでした。
見ていることしか出来ませんでしたが、注射を自分で自分のお腹に刺すなんて、自分だったらできるだろうかと申し訳なく思いました。
悪気なく「2人目はまだ?」と聞かれることもありましたが、なんとも言えない、つらいものがありました。
子育て支援では先進国のフランスでは、卵子老化の事実は広く知られているようです。
日本ではその事実だけでなく、不妊治療うんぬんを話すことすら、はばかられる感じがします。特に男性が…。
父親の育児参加に取り組むボランティア活動をやっていますが、ときどき、子どもがいることをひけらかし、知らないうちに人を傷つけているのではないかと思ってしまうことがあります。
若すぎる結婚を奨励するわけではないのですが、必要な知識を身に着け、適切な判断、選択ができるような社会にしなければいけないのだろうなと、しみじみ感じました。
P.S.
産婦人科の先生から、不妊と言いつつ、実は夫婦関係をちゃんと持てていない夫婦も多いとの話を聞きました。
家庭により色々と事情はあるようですが、その一つに「長時間労働」があると思います。
家に帰る頃にはヘトヘトで、帰るとバタンキューなんてこと、僕にはよーく、身に覚えがあります。
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