2013年3月31日日曜日

223.妻からのメッセージ【3/29 育児休業171日目】

今回はパパの育休について、ママ目線で振り返ります。


この半年の妻の苦労が端々に伺えますが…笑。


以下、妻からのメッセージです。

↓↓↓

夫から「育休を取得しようと思う。」と聞いた時、正直かなり驚きました。私にとっても男性の育休取得は身近ではなかったからです。


と言うものの、その必要性も強く感じていました。


確かにその頃の夫の勤務状況を考えると、子ども(長男・ケイスケ5歳)とゆっくり過ごす時間はほとんど確保できていなかったし、ケイスケを出産後、私はやや産後うつ、育児うつ状態でした。

また、なかなか授からなかった二人目の出産でもあり、そして何より、期間限定である育児を大事にしたいという、夫なりに悩み決断したこの結果に、私も夫を一人前の主夫に育てるべく、とことん付き合う覚悟を決めました。


さて実際の私たちの育休ライフですが、最初の2か月程はハプニング続きでした。

私は、今回第二子(長女・アオイ)を自宅で出産しました。

その10日後、夫とケイスケがハイキングに行き、スズメバチに刺され、しかも息子は逃げる際に頭も負傷!
私は夫からのヘルプの電話を受け、とっさにアオイをお隣のご夫婦にお願いし、現場に駆けつけ病院をはしご、おっぱいが張ってくるにつれ、アオイの事が気になり、でも二人のことも気になり…。
お隣のご夫婦には本当に申し訳なく、何ともどっと疲れた一日でした。

この時の夫の落ち込みようは、まるで絵に描いたように『どよ~ん』の文字を背後にに背負っているようで、声を掛けるのもはばかれる程でした。
何よりケイスケにも怪我を負わせてしまったことが辛かったのだと思います。
さすがに怒る気持ちにはなれず、二人が無事であったことで良しと考えることにしました。

その二週間後に、夫はスズメバチ事件のショックと私のスパルタ指導からくる疲労の為、全身に蕁麻疹が出て寝込み、ケイスケの嘔吐・下痢がうつり、これまた寝込み・・・。
かなりの弱りようでした…。


その間、パパと同じやり方でアオイのお風呂などを手伝ってくれたのはケイスケでした。
パパに食事を運んでくれたり、黙って家族全員分のお皿洗いもしてくれました。
本当に頼もしかった!
ケイスケは、普段から夫や私の姿を見て学んでくれていたんですね~。
心を込めて「ありがとう。」の気持ちを伝えました。


パパの育児・家事への参加は、パパ本人の為、そして何より子どもの為になる!というのが、私の実感です。
世間体に良い嫁・良い妻・良い母親になるのではなく、私は、まずは家族が幸せである為に、何が必要か何が出来るか、その為に自分は何を工夫し努力したらいいかを考えます。
だから、ママは仕事で忙しいパパに育児・家事をしてもらうのは申し訳ないなどと罪悪感を持たなくてもいいと思います。
ママだっていっぱいいっぱい毎日頑張っているんですから。

でも得てして、残念ながらその頑張りはパパにはなかなか伝わりにくいということ。
これも実感です。
さらに、言葉で伝えるのは、もっと難しい!だから、実際にやってもらうのが一番早いし、理解しやすい。
さんざん試行錯誤を重ねて出した、私の結論です。


たとえ専業主婦であっても、育児・家事、そして介護も「産む(なす)」、立派な仕事です。
夫(子どもも)と一緒に担うことで、共有、共感ができ、夫ともコミュニケーションがとれ、信頼関係が生まれ、家族の『情報』を共有することで、お互いのニーズが解る。
まるで、本に書かれてある言葉のようですが(笑)、この事を夫の育休を通して実体験できました。
仕事も同じではないでしょうか?
 

少しづつ夫と心が通い合えたことを実感するにつれ、私の心も柔らかくなり、子ども達と笑顔で接せられる機会が多くなりました。
夫に対して、なかなか言えなかった「ありがとう」「ごめんなさい」も少しづつ言えるようになってきました。
私にとっては、大進歩です!何て、清々しい気分♪


きっと、夫がまた多忙な日々に戻っても、以前(育休取得前)の夫とは違うはずです。
知ってしまった以上、夫は元には戻れないはずです(笑)。
たとえ、同じ事(育児・家事)が出来なくても、私は、育休中の夫の奮闘ぶりを忘れないし、心の隅にこの事があれば、夫も私もお互いを思いやり、頑張っていける!そう信じて、一日一日を丁寧に大事に過ごしていきたいと思います。
こう思えたのは、夫が家族を心から想っていうことが、私に伝わったからです。


とりあえず、ここまで辿りつけた私たちですが、ここに至るまでには、私たちなりに山谷がありました。
夫とも大きく気持ちがズレてしまい、落ちどころが見つけられず、互いを傷付け合うばかりで、夫と一緒に居るのがつらい時期も、実はありました。
でも、やっぱり自分で決めたこの人生を諦めたくない!という思いを持ち続けることで、いつの間にかひとつのハードルを越えることが出来ました。


その時私が学んだのは、言葉で言うのは簡単ですが、夫と自分は違う人間(個)であると、ちゃんと理解する大切さでした。
そうすることで、相手の気持ちを尊重でき、本当の意味で相手を理解するキッカケになるように感じました。
その積み重ねが、いづれお互いにとって良きパートナーとなり、愛を育む土台になっていくように思います。


私たちは、どこにでもいるごくごく一般的な一組の夫婦です。
夫がとりたててイクメンタイプだった訳でもありません。
ただ、家族を大事に思うだけではなく、行動で表そうと努力しただけです。
育児・家事に対するやり方は、人それぞれです。
自分たちの生活スタイルに合うやり方を見つけること、そこがスタートになると思います。
他人と比べないことです。
その事にエネルギーを費やすのは無意味です。

ただ、ひとつパパたちに注文を付けたい点は、家で頭をOFFにしてしまわないという事です。
家は単にくつろぐ場ではないからです。
自分がくつろぐには、ママもそう出来るように、協力して育児・家事をこなし、二人ともがホッとできるようにする努力が必要です。
そうすれば、夫婦の穏やかな時間が生まれます。

仕事が忙しいから出来ないと決め付ける前に、どうか工夫する努力をしてみてください。
きっと、新しい発見があり、家族のしあわせ度は確実にアップするはずです。
相手の気持ちを理解するには、相手の立場になって体感してみることが何より大事だと思います。
そして、相手を責めないこと。
これが本当に難しい!
私が何度も失敗して学んだことです。
責めたい気持ちをグッと我慢して、良い方向に変わるキッカケを散りばめるパワーに変える。
かなりの忍耐が必要ですが(笑)。

そして、足るを知ること。
ちょっと足りないという状況が、幸せ探しを上手にするスパイスとなってくれるように思います。
私は、壁にぶち当たる度に、『結婚生活は修行』と、自分に言い聞かせてます(笑)。
毎回『修行だからね~』と、頭を切りかえます。

上手く言えませんが、こだわり過ぎたり感情的になり過ぎるとなかなか良い方向にいかないので、夫の事だけでなく自分の事も客観的に考えるよう心掛けています。
これからも色々あると思いますが、子育てを終えた時には「お疲れ様」と夫と気持ち良く、乾杯したいなと思います。
 

まだまだ、伝えきれませんが、このへんで終わりにしたいと思います。
 

最後に夫が育休を取得するにあたり、職場の皆様のご理解とサポートに心より感謝いたします。
そして、パパ友はじめ友人たち、保育園の先生方、家族、ご近所さん、沢山の方のサポートがありました。
感謝です!

そしてそして、夫にも感謝です。
ありがとう。
これからも、まだまだ育児も家事も続きますよ~(笑)
一緒に頑張りましょう!




【3/29(金) 育児休業171日目】

◎起床/洗濯機始動 5:35

◎朝食準備 5:44

◎ケイスケ起こし 6:00

◎朝食 6:23

 ・ごはん
 ・味噌汁
 ・ほうれん草の白和え
 ・きゅうりとわかめの酢の物
 ・豆腐レンコンバーグ
 ・ブロッコリー 以上6品



◎歯磨き/着替え/整髪 6:45

◎朝食片づけ 7:04

◎ケイスケ保育園送迎 7:14

◎洗濯物干し7:58

◎新聞記事チェック 8:14

◎洗濯物たたみ/収納 8:49

◎洗濯物干し 9:37

◎昼食準備 9:57

◎ブログ更新 10:07

◎昼食準備 10:56

◎昼食 11:27

 ・ごはん
 ・大根菜のふりかけ
 ・根菜スープ 以上3品



◎友人帰国のため別府駅までGO! 12:16

◎ケイスケ靴洗い 13:58

◎アオイ抱っこ 14:24

◎夕食準備 15:00

◎ケイスケ保育園お迎え 16:30

◎夕食 18:00

 写真、取り忘れ…

◎夕食片づけ 18:27

◎アオイ抱っこ 18:48

◎アオイ風呂入れ 19:20

◎ケイスケ風呂入れ 20:00

◎ケイスケ絵本読み聞かせ 20:52

◎就寝 21:07

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