2012年9月17日月曜日

040.NHKスペシャル「出生前診断 そのとき夫婦は」を見ました。

日ごろTVを見ませんが、昨日たまたまつけたところ、この番組に夫婦で見入ってしまいました。



残念ながら番組は後半の方だけしか見れませんでしたけど…。



NHKスペシャル「出生前診断 そのとき夫婦は」



ウェブサイトはこちら
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http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0916/index.html


出生前診断、この言葉は以前にも新聞で見かけたことがあり、気になっていました。



ちょうど我が家でも妻が第2子を妊娠中。



この時期、1番気になることはまず順調に出産の日を迎えてほしい。



次に母子ともに健康に出産を終えてほしい。



そして、最後は健康な子どもが生まれてほしい。



ですね。



親としてはそう願うわけですが、自分の子どもが障害を持って生まれてくる可能性だって否定できません。



ダウン症の子どもを持つ家庭も多いですよね。



時々、夫婦で話します。



もし自分たちの子どもが障害を持って生まれてきたら、どうするか?



自分たちなら大丈夫と思って、親を選んで生まれてきてくれたんだと思おうよ、と。



実際はその立場にならないと分からないことも多いのでしょうけど、そのような気持ちで赤ちゃんを迎えてあげたいと思います。



番組の中では、やっと赤ちゃんと授かった脊椎に障害を持つ若い母親が、自分の母親の勧めで出生前診断を受け、お腹の赤ちゃんに自分と同じ脊椎の障害があることを知り、落胆し、自分を責め、そして夫婦だけでなく、その両親も一緒になって、このまま産むべきかどうかを悩み、葛藤する様子が紹介されていました。



そして、番組の中の夫婦は結局、そのままあかちゃんを産むことを選択し、家族全員で育てていくことを決めるわけですが…。



障害があることがわかりつつも産むという選択、また産まないという選択、どちらがいい悪いという話ではないのだけれど、ただ単純に、生まれてきた赤ちゃんがかわいかった、その赤ちゃんを見て、お母さんや家族が癒されていた。



このかわいい赤ちゃんを産まずに、色んな思慮を働かせ、人工的に堕胎するという判断はありえるんだろうかと…。



もちろん傍観者という無責任な立場であるが…。



出生前診断を受ける夫婦は割と多いらしい。



なにか特別な事情があって、検査を受けることは構わないと思うのだが、あえてこの出生前検査を受ける必要があるんだろうかと思った。



もちろん生まれてくる赤ちゃんにとって産まれながらに障害があることで、苦労することの多い人生が待っているのかもしれないが、その分、人よりも幸せを感じられる生き方をしてくれるかもしれない。



そんなチャンスを事前に奪う権利があるんだろうかと…。



そして、あと少しで我が家に生まれてくる娘のことに想いをはせ、真摯な気持ちで出産の日を迎えなければいけないと、真面目な父は思ったのでありました、笑。

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