2012年9月20日木曜日

043.子育て満足度日本一の大分県を目指して

麦茶をつくる我が家のやかんちゃん。


大分県は、子育て満足度日本一を目指している。



以前、大分県議会で、とある議員と広瀬知事との間でこのようなやり取りがあったのを覚えている。



・とある議員
 「知事は、『子育て満足度日本一』を目指すと言われるが、えらい大風呂敷を広げたなぁと思うんです…(略)」



・広瀬知事
 「いや、私は大風呂敷を広げたとは思っていませんで、小さなハンカチーフくらいかと思っています。笑」



広瀬知事は時々、ジョークのような、真面目なような回答をして、会場を笑わすことがあるが、この時の議員に対する答弁がジョークだったか、真面目な回答だったか定かではない。しかし、議場に笑いがこぼれたのは確かである。



今回、僕が育休を取るため、仕事関係者に挨拶して回った時、年配の方から若い方まで、ほとんどの方にエールを頂いた。



同じ公務員だけかと思いきや、なかなか育休取得の環境がまだ行き届かないであろう民間の方からも、「公務員が率先して取ってくれんと広がらんけんな!」との言葉をもらった。



男性が育休を取るということが社会的に認知され、「いいことだ」と応援される状況を作ってきたのは、大分において言えば、知事を筆頭に県や市町村で、男性の子育て参画を応援し、普及する取り組みが熱心に行われてきたからなんじゃないかと思う。



数年前には、当時、国から出向してきていた総務部長が育休を取得し、地方紙にも取り上げられた。そのことを話題に出してくれた方もいた。



これまでの男性の子育て参画を支援してきた取り組みの積み重ねが、少しずつ大分県民の意識を変えていることを実感した。



この育休取得を契機に、今度は自分が、次代のパパ達のために、当たり前に育休を取得できるような環境を作るため、少しでも役に立ちたいと改めて思った。

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